参考URL
目標
とりあえずのゴールはBeagleBone Blackでサスペンドとハイバネーションが使えるかどうか確認すること.
初期インストール
まず,「BeagleBone Blackで遊ぼうのこーな」を参考に,マイクロSDにUbuntuを焼いて起動.proxyの設定
以下の行の内容を.bashrcに保存alias unset_proxy="unset http_proxy;unset https_proxy;unset ftp_proxy"
alias set_proxy='export http_proxy="http://ユーザ名:proxyパスワード@proxyホスト名:ポート番号/"; export https_proxy="proxyの定義"; export ftp_proxy="proxyの定義"'
パッケージの更新
http://gadget.ichmy.0t0.jp/intro/beaglebone/ubuntu/を参考に,パッケージを更新.作業に便利なコマンドのインストール
とりあえず,シリアル接続で画面サイズの設定を簡単にするため,resizeコマンドを使えるようにする.あと,apt-getなどでコンプリーションを聞かせたい.最後が,パワーマネージメントを実行コマンドも必要.というわけで,インストールすべきバッケージは以下の3種類
- xterm
- bach-completion
- pm-utils
デフォルトインストール状態でのパワーマネージメント設定状況
とりあえず,デフォルトインストール状態でサスペンドやハイバネーションが利用できる状態にあるか否かをコマンドレベルで確認する.pm-is-supportedコマンドは引数として指定した状態がサポートされている場合は0を返し,状態がサポートされていない場合は1を返すため,以下のコマンドで確認.
root@arm:~# pm-is-supported --suspend ; echo $?
0
root@arm:~# pm-is-supported --suspend-hybrid ; echo $?
1
root@arm:~# pm-is-supported --hibernate ; echo $?
1
root@arm:~#
ということで,サスペンド以外はサポートされていない.
(スワップが存在しないからハイバネーションできないのはあたりまえ)
スワップの追加
次に,スワップを追加してみる(スワップの作成の参考は参考URLの1番と2番).以下は1024MBのスワップ領域を作る例
root@arm:~# mkdir -p /var/cache/swap/
root@arm:~# dd if=/dev/zero of=/var/cache/swap/swapfile bs=1M count=1024
root@arm:~# chmod 0600 /var/cache/swap/swapfile
root@arm:~# mkswap /var/cache/swap/swapfile
root@arm:~# swapon /var/cache/swap/swapfile
起動時にswapを有効にするため,/etc/fstabに以下を追加.
/var/cache/swap/swapfile none swap sw 0 0
マシンを再起動してから,以下のコマンドでswapの状態を確認
root@arm:~# swapon -s
Filename Type Size Used Priority
/var/cache/swap/swapfile file 1048572 0 -1